原子力規制委のシンポジウムに参加等

 原子力規制委のシンポジウム等に参加した。

 5/20(水)に地元有志との打合せを行った。
 5/21(木)に原子力規制委のシンポジウムに参加した。
 5/24(日)にマンション総会があった。
 地元有志との活動では、塾長が退会したので、塾長代理をしていた私が新塾長になった。
 マンション総会では管理組合理事会の理事となり、相談の結果、副理事長となった。
 原子力規制委のシンポジウム参加については、経過も含め、以下に示す。

 5/8に学会メールが来て、原子力規制委(NRA)の開催するシンポジウム「原子力安全確保のための自然現象への対応について」が5/21(木)に開催されるというので、その日に申込した。
 5/16に受付完了通知のメールがきた。同メールにはこのメールを印刷して、また身分証を持ってきて欲しい、とのことだった。原子力規制委(NRA)のシンポジウムであるから、危険な人物が入場しないように、との配慮と思った。

 当日は13時過ぎに会場に到着した。受付で参加完了メールと運転免許証を見せて、受付はOKだった。
 シンポジウムのプログラムは末尾に記載する。
 概要としては、米原子力委員会(NRC)元委員長のマクファーレン教授の講演、続いてNRAの石渡委員の講演、その後にパネラーたちで議論、というものであった。

 マクファーレン教授の講演では、米国の原発の自然災害に見舞われた実例として、嵐、竜巻、雪による屋根の破壊、洪水等があったとの説明があった。
 また、マクファーレン教授は高レベル廃棄物の最終処分場についても関与していた、とのことで、これについても説明があった。
 またNRCの経験から、一般大衆の理解を得るには情報公開と透明性が欠かせない、とのことだった。

 私は質問として、自然災害のエネルギーを平和に使える、つまり、“Atom For Peace”ならぬ“Disaster For Peace”は考えられないか、また、最終処分場として、南極はどうかと質問した。
 最初の質問はおそらく通訳の人がうまく伝えられなかったのであろうが、理解していなかった。
 二番目の質問は、高レベル廃棄物は各国で処分すべきとして、南極には否定的であった。

 次に石渡委員が講演を行った。講演は前半は彼の経歴の紹介であり、その経歴と今の業務内容の紹介であった。
 石渡氏は今NRAでの地震関係担当のようであり、前半はそれに関連したものであった。
 彼の研究は地質学に関連するもので、昔の海洋の地殻を調査・研究する学問に従事していた。地震がなければ、地層の乱れがなく、積層構造を維持するものらしく、積層構造が崩れているものは地震があった証拠として考えるというものであった。
 東日本大震災の時は東北大学に所属していたので、地震に関係するデータとして、お墓の倒壊状況を調査していた、とのことだった。
 後半は活断層の定義等を示してくれたのだが、どうもわかりにくかった。

 その後、議論となったが、どうも2006年の原子力安全委員会の指針改訂の話が指摘されていたが、内容はおそらくバックフィット(最新の知識に基づく)のことらしかった。
 今のNRAは深層防護の考えで審査しているが、これからの課題として確率論的なリスク評価、ということらしかった。
 マクファーレン教授は機器の冗長性を要求しているようであり、1個の機器が故障しても別の機器でカバーできるようにする、というもので原理としては納得できるが、コスト高となるので、その面はどうなのか聞く時間はなかった。
 概してあまり面白いといえるものではなかったと思う。
 ただ、最近伊方原発の審査書も出されており、原子力規制委員会も、田中委員と石渡委員の2名の委員の交代があったので、その様子見ということであった。
 今後もこうしたシンポジウムがあれば参加していきたいと思う。


<原子力規制委員会の原子力安全シンポのプログラム等>
1.名称:国際シンポジウム「原子力安全確保のための自然現象への対応について」
2.目的:
  原子力規制委員会(以下、規制委)は、その活動原則の一つとして「何ものにもとわられず、科学的・技術的な 見地から、独立して意思決定を行う。」ことを掲げている。東電福島第一原発事故の反省にたったとき、とりわ 
 け、原子力安全を確保する上での自然現象(特に地震・津波)の扱いについては、科学的・技術的な知見を踏 まえた規制における意思決定の基礎となる。
  この度、規制委は、前・米国原子力規制委員会委員長であり、地質学の専門家として長年原子力安全に係る 問題に取り組んできたジョージ・ワシントン大学マクファーレン教授をお招きし、原子力安全を確保する上での 
 自然現象(特に地震・津波)の扱いに関する国際シンポジウムを開催する。シンポジウムでは、マクファーレン
 教授や原子力規制委員等による討論も行われる予定である。
3.開催日時・場所
 【日時】平成27年5月21日(木)13:30~15:50
 【場所】航空会館 7階会議室(※日英同時通訳付き)
  ※定員約200名
  ※インターネットによる動画配信を予定しているが、同時通訳は行われない。
4.プログラム
 13:00 開場
 13:30-13:40 開会挨拶 石渡明 原子力規制委員会委員
 <第1部:講演 NRC委員長の経験を踏まえて>
 13:40-14:10 基調講演:Regulating nuclear power in an Active Earth
      (生きている地球における原子力規制)
       アリソン・マクファーレン ジョージ・ワシントン大学教授
 14:10-14:20 質疑応答

 <第2部:討論・原子力安全確保のための自然現象(特に地震・津波)への対応>
 14:30-14:50 NRAからの報告:新規制基準における自然現象への対応
       石渡明 原子力規制委員会委員
 14:50-15:50 討論:自然現象への対応について
       モデレーター:櫻田道夫 原子力規制庁原子力規制部長
       登壇者:アリソン・マクファーレン ジョージ・ワシントン大学教授
       更田豊志 原子力規制委員会委員
       石渡明  原子力規制委員会委員
       他
 15:50 閉会

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